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autocadの座標

autocadの座標には、ワールド座標とユーザー座標があります。

●autocadのワールド座標
autocadのワールド座標とは、デカルト座標のことです。デカルト座標とは、広く物理学で使われている座標の呼び名で、右手座標とも呼ばれています。右手でグーを作り、親指と人差し指、そして中指をそれぞれ90度になるように指を開くとき親指と人差し指をY軸、そして中指をZ軸になるよに定義した座標系をデカルト座標といいます。これをautocadでは、ワールド座標と呼んでいます。autocadの初期設定では、このワールド座標が設定されています。


●autocadのユーザー座標
autocadのユーザー座標は、ユーザーが一時的に任意の位置を原点に設定したときの座標系です。

例を使って説明すると、地球の国会の位置は、緯度と経度で普遍的に決められています。これをautocadのワールド座標とします。ところが、東京都庁を原点にする座標をautocadのユーザー座標に設定すると国会の座標は緯度と経度とは異なる値になります。東京都庁と国会の間の距離を表現する場合は、ユーザー座標を使った方がすぐにわかりますね。東京都庁を原点とそると、国会のXとYとZですぐに距離が割り出せます。緯度と経度では、東京都庁と国会との距離を出すのに少し多くの計算をしなければいけません。

まあ、あまり良い例えではありませんが、autocadのユーザー座標を使えば、いちいちある点のワールド座標を求めなくても、自分が好きな位置を原点にできるので便利なことはなんとなくわかっていただけたのではないでしょうか。


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